前提 Windows XP にてAndroid ADB Shellを使えるようになるための手順。
Android端末にはUSBドライバーが含まれていないので、USB接続もできるようについでにします。
■ADB Shell 使えるようにする準備
1. Android SDKのダウンロードサイト にアクセスします。
2. windows用の「android-sdk_r04-windows.zip」をダウンロード。ちなみにr04の部分はバージョンが変わってると変更されるので違う場合あり。
3.ダウンロードした上記ファイルを解凍し、フォルダーを「android-sdk」とリネームする。
4.「android-sdk」フォルダーをC:ドライブの直下に移動(Cドライブ直下で解凍すればリネームのみで済む)
5.Windowsのマイコンピューターを右クリックして、プロパティを選択。
6.「詳細設定」のタブを開いて、下の方にある「環境変数」をクリック。
7.「システム環境変数」の中から「path」の項目を選択し「編集」をクリック。
8.変数値の最後の部分に「android-sdk」を置いた場所を書き込む。「;C:\android-sdk\tools」注意!パスの前に必ず「;」を入れる事、入力後にOKを押してウィンドウを閉じる。
9.Windowsの「プログラム」からアクセサリーの中にある「コマンドプンプト」を起動。
10.起動したら「path」と書き込んでEnter。入力後にpathのコマンド一覧が表示されればセットアップは成功していまっす!
■USB接続をできるようにするための手順(ドライバー導入方法)
1.Android端末本体の「設定」から「アプリケーション」>「開発」>「USBデバッグ」にチェック。
2.USBケーブルでパソコンに接続。何も反応しない場合には1度、Android端末の電源を入れなおしましょう。
3.Windows側で「新しいデバイスが見つかりました」が表示されたら「一覧または特定の場所からインストールする」を選択し「次の場所で最適のドライバを選択する」を選ぶ、するとドライバーのありかを聞かれるので、先ほどのパスと同じ場所(ex.C:\android-sdk\usb_driver)を選択します。これでデバイスのドライバがインストールできます。
■ADB Shell の起動
1.「コマンドプロンプト」で、「adb.exe」を実行します。*そのままファイルを実行すると画面が一瞬出て消えてしまいます。
2.adbコマンドの一覧が出てきます。
3.android本体の「アプリケーション」から、「開発」の中の「USBデバッグ」のチェックを選択します。
4.USBケーブルで、androidを接続します。
5.「コマンドプロンプト」で、「adb shell」を実行します。
6.これで「adb shell」が起動します。
*これとは別のやり方で、ウィンドウズメニューの「ファイル名を指定して実行」を選択して、「adb shell」と入力して実行するとadb shellが起動します。一回起動した後だとそちらの方が便利かもしれません。
以上でーす。